Deep Researchは商売・推し活・ブログ&レポートに使える!

GPT有料版

2025年の春、機能強化されたニュースが飛び交う生成AIの新機能画像生成のほかにもう一つ「Deep Research(ディープリサーチ)」という機能が加わりました。

Twitterの声
Twitterの声

【Deep Researchを使ってみた人々の声】
徹底調査を頼むと、私より圧倒的に優秀な結果回答をくれる!
競合分析から手の打ち方まで調査してくれた
事業計画書、市場分析、損益分岐点を作れた
「適当なことを言うAI」のイメージが過去のものになった!
・目当ての情報が出てこない時、ニッチな調べ物に最適だった

ビジネス、研究向けの深掘りツールかな?
と思いきやこんな声も!

Twitterの声
Twitterの声

米津玄師の歌詞の解釈について
超深掘りできた↓

今回の記事では、この注目の新機能「Deep Research」についての「ライト層向け」解説&レポートです。
「どんなことができるのか?」
「使う場面はいつなのか?」「自分のお商売に使えるか?」
「本当に便利なのか?」をお伝えいたします。用いたプロンプトと合わせてご紹介します。

Deep Researchを頼むボタンはここ

まず「ディープリサーチ」を使える人はどんな人か(有料会員・無料会員に)についてです。

製品名製造元Deep Research対応無料ユーザーの利用
ChatGPTOpenAI○(対応)×
GeminiGoogle○(対応)

2025年4月現在、無料ユーザーが使うことができるのはGeminiです。
ChatGPTは有料版ユーザー向けに提供された機能となっています。

「ディープリサーチ」を各AIに依頼するボタンはここです。Gemini、ChatGPTそれぞれについてご紹介します。

①Geminiは切り替えボタン2箇所。どちらからを切り替えても、1箇所切り変えればOK。

②ChatGPT有料版はここにボタンがあります。

①も②もいずれもポチっと押すと「Deep Researchモードで回答してね」とコマンドを送ったことになります。

使える回数には制限あります
(月に数回という感じ)
慎重に使いましょう!

Deep Researchとは? 超ざっくり説明

「ディープリサーチとは何か」について、超ざっくりとしたご説明を以下にします。

ロボットのイラストに文字が乗っています。「Deep Researchとは世界中のweb上にあるニュース、記事、論文を参照します」
挿し絵はChatGPTによる生成です
ChatGPT
ChatGPT

補足します、
一般的なweb検索とは違い、信頼性の高い情報源に限定してアクセス・参照しています。

実際にディープリサーチを使ってみた感想は以下の通りです。

まるで優秀な」大学生が作った期末レポート
丁寧に調べてまとめた結果みたい!

Deep Researchでできること

専門性の高いテーマの要点整理
複数製品やサービスの詳細比較
最新動向やニュースの深掘り分析
・公式・信頼情報に基づく根拠つきの回答

Deep Researchが向いている場面

・新規ビジネス参入時の市場分析
・自社の競合調査や差別化ポイント探し
・難解テーマ(例:量子コンピュータ、脱炭素政策)の概要と影響の把握

上記はすべてChatGPTにたずねました。プロンプトは以下の通りです。

ChatGPTのDeep Reserchとは何か、Deep Reserchでできること、Deep Reserchで向いている調査や活用サンプル、について超コンパクトに教えてもらえますか。

ChatGPTとGeminiどっちが優秀?

これは筆者が使ってみた個人の感想ですが、ChatGPTとGeminiを比較した結果、
Geminiの無料版のほうが優秀!と感じました。
比較したのはGeminiの無料版vsChatGPTの有料版です。

Deep Researchを試すなら
Gemini無料版で十分OKです!

Deep Researchとは? 使ってみた実例レポート

今回調べてみたのは「よく検索されている検索ワード」を元に「今後どんなブログが受けるか?」を調べてもらう内容です。ブロガーさんには読んで役立つ内容かもしれません。そうじゃない人もDeep Researchを理解するための資料になるようまとめました。

用いたプロンプトは以下になります。「今からブログを始めるには、どんなジャンルがいい?」

ブログを始めたいです。目的はgoogleアドセンスでの収益です。専門性の高いニッチなジャンルより広く検索されるような分野、または今後裾野が広がりそうな分野、競合がまだ比較的少ないものがいいです。どんなジャンルがいいかdeep reserchをお願いします。

比較結果をざっくりとご紹介します。

レポートの文字量はGeminiが多かった

比較項目ChatGPTGemini
レポートのタイトル(AI作成)Googleアドセンス収益化に適したブログジャンルの調査結果日本におけるGoogleアドセンス収益化のためのブログジャンル選定:広範な検索、将来性、低競合性を目指して
作成した資料の総ページ数9ページ21ページ
うち参考文献を紹介したページ数1ページ11ページ
つまりレポート総ページ数は8ページ11ページ

資料の文量としてはGeminiが多いです

結論部分は大筋で似ていた。異なる部分も

次にディープサーチによるGemini、ChatGPTそれぞれの結論部分です。
Q.今からブログやるならどのジャンルがいい?

ChatGPTGemini
個人投資・新NISA(資産運用)日本のニッチな地域観光
AI・最新テクノロジー活用日本における生成AI
サステナブルライフスタイル日本のライフスタイルトレンド
メンタルヘルス・セルフケア日本における持続可能な生活
副業・パッシブインカム日本の高齢者向けのテクノロジー
婚活・マッチングアプリ

共通点は「AI」と「ライフスタイル」
相違点は「投資、副業(ChatGPT)
「観光案内、高齢者向けテクノロジー(Gemini)」

参照したデータはGeminiの方が多かった

この結論に至った過程について。データの根拠として引用してきたもの。

ChatGPTGemini
ds.Yahoo!Googleトレンド
個人ブログAcademy記事
個人のnote記事prtimes
IT企業のブログYahoo!
ブログのプロバイダー発信マイナビニュース
個人ブログ

ChatGPTの方が「同じ出典からの引用」が多い印象。
より多くの出典を示してきたのは「Gemini」

Geminiの方が「表」であらわしてくれる

ChatGPTのDeep Researchは文で出される印象です。
GeminiのDeep Researchは文の後に、文を要約した「表」を付けてくれる印象です。

例)「鈴木亮平のダイエット方法について、どんな方法で体づくりしてるか過去インタビュー記事から調べて」Geminiに質問した結果です。

Geminiは利用無料!試してみるのが一番早い

GeminiでもChatGPTでもプロンプト一つで調べ物をしてくれるので、とっても便利です!
Geminiでは、Googleトレンドを活用した具体的なレポートが、読んでいて目から鱗が多かったです。

レポート文が長い?要点の整理はAIにお任せを

どちらの「ディープリサーチ」を使っても、とても長〜い結果がレポートされます。役立つ内容がぎゅっと凝縮されていて、読むのが好きな人は楽しいのですが「ぱぱっと知りたい」そんな人はレポート結果に対して、AIに質問しましょう!使うと便利な質問ワードを下記しておきます。

ありがとう。上記から「もくじ」となる部分を番号付きで書き出して下さい
1についての概要を表の形式で見せて欲しいです
上記の内容について「各もくじ」の内容は、いつ頃から高まりを見せてきましたかにして読みたいです
「各もくじ」の内容に関して、特に注意すべき点を抽出して欲しいです。こちらも表でお願いします

レポート内容を答える「チャットボット」として活用できます

ただしGemini無料版を使っている場合は「質問回数の制限が来ました」と新規質問がお断りされてしまいます。ChatGPTは有料版ユーザー向けのため、何度でも質問できて便利です。

推し活・事業・学校生活で役立つ場面とは?

「Deep Researchが使える場面」とは、つまりいつなのか?
推し活ファン、小売り店、飲食店、大学生それぞれ「どんな調べ物に役立つか」をChatGPTが整理しました。

対象者役立つ調べ物の例
推し活ファン・海外での人気動向調査
・インタビュー記事まとめ
・SNSでの話題の傾向
・グッズ・チケット情報の比較調査
小売店・トレンド商品調査
・ECサイトやSNS広告の戦略比較
・競合分析
飲食店・SNS運用事例
・原価・価格設定のベストプラクティス
・デリバリー・テイクアウト導入事例
大学生・学術テーマの先行研究
・業界・企業研究
・信頼文献に基づいた分析

以下のようなプロンプトでAIに質問してみてはいかがでしょうか。Deep Research機能をオンにする前に試してみて下さいね。

私は●●のファンです。Deep Search機能を試してみたいのですが、私の推し活シーンのどんな場面で役立ちそうでしょうか。列挙してもらえますか。
Deep Researchに調査を実行してもらうためのプロンプトを作ってもらえますか。

結論:無料のうちに使ってみるべし

Google Geminiの「ディープリサーチ」は現在無料で使えます。使ってみると、きっとお分かりになると思いますが、無料とは思えない調査内容!おそらく「今だけお試し期間」であり、いずれ有料化されるものと思います。

無料のうちにぜひ試してみては、いかがでしょうか。

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