集客には欠かせない「食べログ」「Hotpepper」などの大手プラットフォーム。便利で頼れる一方で、こんな声も聞かれます。

手数料が悩みどころ

常連さんだけでも独自予約できないかな
今回は、飲食店や美容院でAIを駆使してみるシリーズです。「自作の予約システムを作れないだろうか」と試してみた結果とやり方について、見ていただきたいと思います。
今回はGoogleフォームを使ったやり方についてご紹介します。
予約システムは生成AIで「作れる!」ただし少々の勉強も必要
まず結論からお知らせすると、もっとも「お手軽」で「無料」の独自予約システムは下記の通りです。

私が考えました!
手順は私が教えられます!
【お手軽予約システム(予約時に即時通知あり&そして0円!)】
①LINE公式アプリ(0円〜)
②Googleフォーム(0円)
③Googleスプレッドシート(0円)

①②③を組み合わせます
プログラムは私が書けます
そして①②③をつなぐ役割としてGoogle Apps Script(GAS/0円)を使います


混乱回避のため、少ないお客様から運用していくのが良いでしょう
今回の記事は「Googleフォームの作り方」についてです。
これから順に「LINE公式とは?」「Googleフォームとは何?」などご説明いたします。
最終ステップは以下の記事になります。

LINE公式とは…ビジネスに特化したLINEです
まず始めに必要なのはLINE公式です。個人用LINEじゃできないみたいです。
LINEの仕組み上、個人のアカウントと公式アカウントでは「できること」が厳密に区別されています。
- 個人のLINE: 「人間が手で操作する」ことを前提にしています。プログラム(AIやGAS)が勝手にあなたの代わりにメッセージを読み取ったり送ったりすることは、セキュリティや規約の面で非常に厳しく制限されています。
- LINE公式アカウント: 「システム(自動応答やAPI)」と連携することを前提に作られています。開発者向けに「この入り口を使ってね」という扉(API)が最初から用意されているため、GASなどの外部ツールと安全かつスムーズに合体させることができます。
またLINE公式は、お客様に一斉メッセージを送ったり、クーポンを送ったりもできます。
もっと詳しい特徴やインストール方法などは下記が参考になりました。
Canva日本公式ブログ
LINE公式アカウントとは?できること・料金・作り方・運用のコツ【初心者向け完全ガイド】 https://www.canva.com/ja_jp/learn/line-official-account/
Googleフォームとは:ざっくり言うとアンケートフォーム
Googleフォームは、Gmailアカウントを使っている方なら誰でもすぐに&無料で使えます。
よく使われているパターンとしては「イベントのお申し込みフォーム」や「アンケート」などで使われます。
当ブログでは「出勤・退勤の打刻」の用途でご紹介した例があります。今回の場合画面のイメージは以下のような感じです。


Googleスプレッドシートとは:無料で使える「表計算ソフト」
Googleスプレッドシートも、Gmailアカウントを使っている方なら誰でもすぐに&無料で使えます。
Googleフォームで送信された内容は、Googleスプレッドシートに自動で書き込まれる、ということが便利な点です。
GASとは:ざっくり言うと機能拡張・自動化プログラム
Google Apps Scriptとは、Googleの各種サービスを機能拡張するプログラミングコードです。
今回では「Googleフォームで送られた内容をLINEに転送する」という場面で使われます。
プログラミング言語を用いますが、AI時代の今は、全部AIがコードを書き、修正してくれます。
恐れずやってみましょう!
後ほど手順をご紹介します。
手順1.Googleフォームの作り方
さて「自動予約システム」づくりの流れを、ここからはご紹介します。まずはGoogleフォームを作るとします。
Googleフォームをもう作れる方は今回の続編「GeminiのAIを使って自動化しよう」へジャンプして下さいませ。

今回は「常連さん向け」への導入ですので、入力の手間を最小限にするのがコツです。
まずはまず「Googleフォーム(https://workspace.google.com/intl/ja/products/forms/)」を新規作成します。Googleにログインした状態で上記をクリックすると、すぐ下記の作成画面になります。

今回は下記のようにします。
①Sampleレストランご予約フォーム
②お名前(フルネーム)と書き込みます
③記述式(短文)を選択
④「必須」にスイッチオン
⑤項目を加える
その他、この件で必要と思われる各種項目を、下記にご紹介しておきます。
| 項目名 | 形式 | 理由・ポイント |
|---|---|---|
| お名前(フルネーム) | 記述式(短文) | 【必須】 台帳管理の基本です。 |
| ご予約日 | 日付 | 【必須】 カレンダーから選べるようにします。 |
| ご来店時間 | プルダウン | 【必須】 営業時間内を選んでもらいます。 |
| 人数 | プルダウン | 【必須】 「大人○名、子供○名」などでも。 |
| 電話番号 | 記述式 | 常連さんなら不要でもOK。 |
| コースのご希望 | プルダウン | お席のみ予約の欄も用意。 |
| ご要望・メッセージ | 段落(長文) | アレルギーの有無や、お祝い事の相談など。 |
| メールアドレス | 記述式 | LINEと連携したら不要に |
手順2.お客様に知らせるURLを取得しましょう
さて作ったら公開しましょう。公開するとURLが発行されます。そのやり方をご紹介します。ちなみに一定時間ごとに自動で保存されています。
まず公開ボタンを押します(下の画像)。

次に保存ボタンを押します(下図の①)、そして「回答者へのリンクをコピー」を押します②。そのアドレスがGoogleフォームに行くためのアドレスです。

ちなみに、このフォームは、自店のGoogle mapに貼り付けても良し、自店のホームページに貼り付けても良しです。

まずはご自分自身で回答を送ってみましょう
手順3.Googleフォームへの書き込みを確認しましょう
誰かがあなたのGoogleフォームを使って回答するたびに、Googleで記録され続けます。
寄せられた回答内容はGoogleフォームにアクセスすると確認できます。まずGoogleフォームにアクセスし、画面上部の回答タブをクリックします(下図の赤で囲んだ箇所です)

すると画面上に回答者と回答内容が表示されているはずです。
回答を表で見る&記録することもできます
回答タブの右下に「スプレッドシートで表示」とありますね。これをクリックするとスプレッドシート(Googleが提供する表計算ソフト)に転送され、一覧表として表示もできます。

手順4.予約が来たことを即時知らせる方法
Googleフォームにいちいち見に行くことなく、「予約が来ました」とお知らせが来ると便利ですよね。
Googleメールに「たった今、予約が来ました」と通知が来るように設定できます。やり方をご紹介します。
まずGoogleフォームにアクセスします。画面上部の「回答」とある部分をクリックします(下図の①です)。
そして画面右上の「…」という部分をクリックします(下図の②です)。

「新しい回答についてのメール通知を受けとる」をクリックします(下図の赤枠部分です)

画面左下に「メール通知は有効になっています」と表示されれば成功です。
AIに聞きながらGASを活用してさらなる発展も
以上が「Googleフォームを使った予約システムの作り方」になります。
LINEと連携させるとお客様は使いやすいですが、QRコードをショップカードにして配布するだけでも、予約システムは始まります。

QRコードにして配布する
という使い方もできます

もっと発展させることもできます
例えば以下のようなことも可能だと生成AI(チャットGPT・Gemini・Claude)は語ります。
【AIを使ってさらに発展できること】
- 寄せられた予約希望を「受けられるか」「いっぱいか」を自動判定
- 仮予約の自動登録
- 返信メールの仮作成
使うのは下記です。
Google フォーム(予約受付用)
Google スプレッドシート(回答記録 兼 テンプレート管理用)
Google カレンダー(空き状況の参照先 兼 予約台帳)
Gmail(メール送信用)
GAS(これら全てを繋ぐスクリプト)

できるんだろうか?
適当言ってないか?
今回はここまでです。続きの記事は下記になります。

まとめ/生成AI×Googleツールで「自分専用」の予約システムを
今回は、生成AIの力を借りて飲食店や美容院の予約システムを自作する方法(Googleフォーム編)をご紹介しました。
まずは「Googleフォーム」「スプレッドシート」を組み合わせた無料の仕組みを、触って確かめてみてはいかがでしょうか。
Googleのシステムを使った特徴は以下になります。
- 初期費用・月額費用0円で運用できる
- GAS(Google Apps Script)を使えば通知の自動化も可能
- 生成AI(ChatGPTやGemini)に聞けば、専門知識がなくてもコードをコピペするだけ
「プログラミングなんて無理」と思っていた方でも、今の時代はAIが強力なパートナーになってくれます。ノーコードアプリを自作してみる店舗運営。その一歩を試してみてはいかがでしょうか。


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