イベント、教室、町内会…新しいチャットGPT画像生成で!
「POPやチラシを作るのが大変…」
「簡単&お手軽に目を引く掲示物を作りたい」
そんなお悩みをお持ちの方へ。
2025年に画像生成が新しくなったChatGPTだけで、POP画像が作れる時代になってきました。
ちょっとした注意書きや「おすすめメニュー」を、AIだけで作れるようになっています。

4月1日〜無料ユーザーも
使えるようになりました!
この記事では、
- ChatGPTで本当にPOPが作れるの?
- 無料版と有料版、どれくらい差があるの?
- 実際に作った事例(プロンプト付き)で紹介
- どんな業種・場面で使えるか
…といった内容をまとめています。
\ 教室・イベント・PTAにも使える! /
\ CanvaやLINEで修正も簡単! /
POP作りが簡単&クオリティUPする方法を解説します。
2023年のAI画像と画質を比較!
以下の画像は当サイトで2023年12月に公開した記事「ロゴの作り方」より
「おむすび、ウインナー、卵焼き」をChatGPTが描いたイラストです。


「おむすび」知らない…?
一方、以下は2025年3月末の新しいChatGPT(有料版)が描いた画像です。



ChatGPTが和食を描けるようになった!
ちなみにプロンプトは以下の通りです
飲食店の店舗掲示用のpopを生成して欲しいです。
「今月のおすすめ」メニューはおむすび2つ、ソーセージ2本、日本風の卵焼き、が1つの白い皿に。それとみそ汁です。
(イラスト画像が生成された後)これを画像風にしてもらう事はできますか。
「今月のおすすめ」の文字、食事の写真が貼り付けてあるpop、というイメージです。
また、2023年のChatGPTは「月見そば」を以下のように出力していました。

月見そば:
日本語: 温かい出汁と半熟の目玉焼きがのったそばです。
一方、2025年のChatGPTはそれっぽく描けるようになりました。

月見そばのイラストを描いてもらえますか。背景はなしで
これら上記のビフォーアフターを見ればChatGPTの進化が分かるかと思います。
「ChatGPTだけ」で作るPOPのコツは「日本語少なめ」
ChatGPTだけでPOPを作ることを成功させるポイントは「画像内に入れる日本語を、できるだけ少なくする」です。
例えば以下のようなpopは可能でした。「今日のおすすめ」を毎日手書きするタイプのポップ

ちなみにプロンプトは以下の通りです
飲食店の店舗掲示用popを生成して欲しいです。
初老のおばちゃん、ショートヘア、赤い眼鏡、頭に白い三角巾と白いエプロン、爽やかな笑顔、「今日のおすすめ」の文字と、空白の吹き出し、お願いできますか
「便器のフタを閉めて流してね」のPOPは「閉めて」とだけ表記するように指示した方がAI生成の成功率が高いことが分かりました。

ちなみにプロンプトは以下の通りです
店舗用のpopを生成して下さい。「閉めて」の文字。便器のイラスト、蓋は閉まっている、便器はにっこり顔。
「ちょい飲みセット 1,000円」とだけ文字を入れた、メニューチラシ。

ちなみにプロンプトは以下の通りです
飲食店の店舗popを作成してください。料理メニューのpopです。文字は「ちょい飲みセット 1,000円」のみ。
写真のイメージは、ビール2杯、枝豆、冷奴の小鉢。popに写真が貼ってあるテイストで。
このように、「文字はこれだけ」「料理はこの感じで」と指定するだけで、ChatGPTだけで手軽に本格的な販促物が作れます。
文字だけPOPもChatGPTで作れます!
「今月のおすすめ」など、文字だけのPOPもChatGPTの画像生成で作れるようです。下記の方のプロンプトに沿って、生成のやり方をご紹介します。
GPT-4o でタイトルデザイン生成
— KAWAI (@kawai_design) April 8, 2025
背景が透過されているので、Canvaやパワポにも使いやすいです。デザイナーに依頼すると2000円以上はすると思いますが、AIなら月額3000円程度で作り放題。 pic.twitter.com/qijUWAhjk3
ChatGPTに送るプロンプトは以下の通りです。アンダーラインの部分をご自由にアレンジして下さい。
画像を作成する「今月のおすすめの一品!」というタイトルデザインを生成して。背景は透明で。自いフチをつけて。光沢を出して。ポップでリッチなデザイン

上記は、いくつか生成して、水色の背景と合成しました。どれもプリントして使えます&背景が透けているので(透過素材)、お好きな色の背景と合成が可能です。
4コマまんが風POPは、画像修正の技術が必要
一方、少々込み入った作りのPOPはまだ生成の精度が今一つと感じました。

イラストだけならGOOD!
日本語の文字で1%ぐらいミスる
この「1%」が、なかなか気になる感じです。例を以下にご紹介します。

ちなみにプロンプトは以下の通りです
店舗のpopを作って下さい。1コマのイラストで「トイレのフタを閉めてから流して下さい」
人はなし、便器の蓋が閉まってる状態、便器にっこり顔

ちなみにプロンプトは以下の通りです
飲食店の告知popをイラスト生成して欲しいです。4コマまんが風で、テーマは「当店の注文方法」
メニューが決まったら、お客様がお持ちの携帯で注文、料理が届きますので美味しく召し上がれ、という内容です

これを修正できるテクをお持ちなら
ChatGPTの画像生成でPOP作りが
便利に楽しくなりそう
ここで言う「修正」とは以下の通りです。
修正の手順
①文字を一旦すべて消す(または背景の色で塗りつぶす)
②改めて文字を作って乗せる
ChatGPTの文字生成ミスの修正は「LINEアプリ」の画像編集でも可能です。また以下のようなCanva(無料のグラフィック編集ツール)「AIツールで文字を判別して一括消去」という方法もあります。

次回の大型アップデートで
日本語生成が完璧になる可能性も…
「ChatGPTだけ」でPOPを作るコツ|失敗しないための3つの工夫
ChatGPTでPOPを作る際、ちょっとしたコツを知っていると成功率がグッと上がります。
① 日本語は少なく、短く!
画像生成AIは、まだまだ日本語が苦手。
「フタを閉めてから流してください」よりも「閉めて」だけの方が、イラストと文字がきれいに収まります。
② 修正前提なら、文字はあとで入れる
どうしても文章を入れたい場合は、画像生成後にLINEやCanvaで文字を追加するのがおすすめ。
例:
- LINEアプリで画像を開いて「ペン」ツールで文字を追記
- Canvaの「AI文字削除ツール」で元の日本語を一括削除→好きな文字に差し替え
③ 写真風・手描き風など、テイストの指定をする
プロンプトに「写真が貼ってあるPOP風」「手書きイラスト調」などのテイストを入れると、POPとしての仕上がりが自然になります。
こんな人・場面におすすめ!
「店舗POP」だけに絞るのはもったいない!ChatGPTの画像生成は、こんなシーンにも活躍します。
店舗経営者・個人店主に
- カフェ、居酒屋、定食屋、ラーメン店など
- 新メニュー・おすすめ品のPOP
- 注意書きや販促チラシにも!
教室・サロン・習いごと系にも
- ピアノ・英語・書道などの教室で
- 生徒募集POPや教室内掲示に
- サロンの価格表やキャンペーンPOPにも
イベント・フリマ・町内会などにも
- ハンドメイド作家の販売ブースPOP
- マルシェやPTAバザーのお知らせ
- 町内のゴミ捨て注意POP など
まとめ|完璧じゃないけど、もう「使える」レベル!
工夫をすれば、技術がなくてもAIでPOP画像が作れる時代になったと言っていいと思います。「時間がない!」「手書きは苦手…」という方には、特におすすめです。
ちなみに以下は2025年3月に生成した、ChatGPT無料版の生成画像です。
2025年春のChatGPTは、今までと大違い、なことをご確認いただけるかと思います。

用いたプロンプトは以下の通りです。
店舗用POPを生成して下さい。テーマは「当店(飲食店)の注文方法」です。メニューを見て、お客様がお持ちの携帯電話から注文します。吹き出し付きでお願いします。
店舗に使用するイラスト・POP作成は、これからぐっと楽になるかもしれません。
まずは無料版で試してみて、「これは便利だ」と思ったら、有料版も検討してみては。以下の記事で登録方法やアプリでの使い方などを解説しています。
コメント