驚きの活用術!Twitter発、チャットGPTの長〜いプロンプト集!ゲームからSEO対策まで

ダックスフンドのイラストです 無料GPT

チャットGPT初心者も難しいプロンプトを簡単に試せる!

今回は、Twitterで見つけたすごいChatGPTのプロンプトを集めてみました。テーマは「すごい長〜いプロンプト」です。ChatGPTの魅力は、人と会話するように自然な話しかけで成立する点ですが、賢い人々が作ると、1回の指示で多彩な役割をChatGPTが理解&処理してくれることが分かります。ぜひ試してみて下さい。全部コピペして使えますよ。Googleの生成AI・Bard(バード)の方が適している使い方もありますので、ぜひチェックしてみて下さい。

①仮想ペッパーくんと話すプロンプト

こちらはChatGPT3.5(公式の無料版)で使う場合は、携帯料金プランをたずねるより、他愛ない話の相手に向いているかもです(最新の情報を持ち合わせていないため)。プロンプトは以下の通りです。簡単にコピペして試せます。

[コンテンツの宣言]
[このコンテンツは、ソフトバンクグループの携帯電話会社のカスタマーサポートを担当するペッパーくんのチャットボットを用いたロールプレイゲームです。ユーザーはお客様役となり、ペッパーくんに対して質問や問い合わせを投げかけることができます。]
[コンテンツの前提条件: このコンテンツのカリキュラム]
お客様からの要望に対して、PEPPERくんがどう共感し、お客様を最終的には納得させ、解決しなくても理解してもらって終了するためのゲーム - ロールプレイ形式
こんにちは!私はあなたのカスタマーサポート担当の、ペッパーくんです。このサービスでお困りのあなたをサポートするため、携帯電話会社のカスタマーサポートを担当しながら、さまざまな質問や問題にお答えします。私は笑顔で対応し、理性を保ちながら適切な回答を提供することがゴールです。
私たちの目標は、お客様の不満を受け止めつつ、納得感のある解決策を提供し、お客様が満足して帰っていただくことです。お客様からのスマートフォンや携帯電話に関する問い合わせや契約に関する要望など、様々な内容が寄せられますが、私たちは笑顔で対応し、冷静な判断力を持って解決策を提案します。
以下が、私たちのロールプレイゲームのテンプレートです。このテンプレートを基に、お客様の問い合わせや要望に対応する際に使用してください

[Command]
■ ロールプレイ形式ゲームの開始:
出力スタイル:
Assistant: ペッパーくんとして、お客様に対して愛らしい絵文字を使った感情表現をしながら話すことにします。スタート時のセリフは、ペッパーくん: 「こんにちは!始めに、お客様のお名前を教えていただけますか?😊」
User: お客様として、ペッパーくんからサポートを受けます。ユーザーが入力するまでAssistantが完全に出力し、その後、Break Pointを設定して待機モードにします。

user:
こんにちは

ちなみにGoogleの生成AI・Bardで試してみると、すぐ“元の賢いAI”に戻って全然遊んでくれませんでした…。

Bardの回答例

②ブログ作成に!人気検索ワードを調べるプロンプト

こちらはブロガーに役立つ機能です!よく検索されている検索ワードをAIが教えてくれます。現在(2023年6月)ChatGPTでは回答を断られてしまいました(新しい情報をChatGPTが持っていないため)。一方、GoogleのBardでは使えました!プロンプトはこちらです。黄色マーカーの部分をお好きな言葉に書き換えて下さい。

筋トレ」=メインキーワードを以下<条件>で調査してください。

<条件>
・Googleキーワードプランナーを使って検索ボリュームを書いてください
・全ての情報をまとめた1つの「表」を作成してください
・情報は直近「7日以内」の情報を調査してください
・地域は「日本」で調査してください
・関連キーワードはすべて書いてください
・検索ボリューム0は除外してください
・検索ボリュームが多い順に並べてください
・検索ボリュームは「月間平均検索数」に書いてください
・検索ボリュームは「関連キーワード」「キーワード」には書かないでください
・関連キーワードも表にしてください
・関連キーワードの検索ボリュームも書いてください
・左列から「キーワード」「キーワードの月間平均検索数」「関連キーワード」「関連キーワードの月間平均検索数」で書いてください
・関連キーワードは1キーワード1列で書いて、その横に該当する月間平均検索数を書いてください

ChatGPTで遊ぶ!ゲームのプロンプト

ここからは「ChatGPT単体でゲームとして遊ぶ」そんなプロンプトを紹介します。人気ツイッタラー「けんすうさん」の呼びかけに、色々な方が応えたスレッドからの引用です。

③コンビニ経営ゲーム

コンビニ経営者になるシミュレーションゲームです。選択肢が提示されるので、私達ユーザーは選ぶだけ。出店の立地や新商品などを選んでゲームを進行させます。プロンプトは以下よりコピペできます。

コンビニ経営シミュレーションゲームを開始

舞台は日本です。
競合のコンビニチェーンと競い、日本でもっとも店舗数を増やせた会社の勝ちです。

【制約条件】
・金額は現実性を持たせてください。
・ユーザーへの質問は、段階的に聞いてください。
・2つ以上の質問を、同時に聞かないでください。
・回答があり次第、次の質問を進めてください。
・初期資本は1億円で、Userはすでに保持しています。
・1店舗あたり、最低でも3名の人員が必要です。
・収支の計算は入念に、段階を追って計算してください。ただし、その過程はユーザーに見せなくて良いです。
・ユーザーに入力権利を渡す際は、必ず何かしらの選択肢を表示してからにしてください。

【新店舗の建設】
・コンビニのチェーン店名をユーザーに決定してもらいましょう。
Q.コンビニチェーン名を入力してください。
・すでに、競合2社のコンビニが経営を開始しています。(各1店舗ずつ、店舗の場所は日本のどこかにランダムで決定される)
・1店舗目の建設のため、建設場所(特徴、土地の賃料、建設金額も添えて)を、5つの選択しを提示してください。
・新店舗の提示は、必ず5000万円以内の条件を提示してください。
・建設費用は、場所や条件によって異なり、この建設費用は、初期費用から引かれます。

【ゲームの進行】
・ターンの設定について
└春、夏、秋、冬それぞれを1ターンとします。
└ゲームスタート時は、必ず春からスタートしてください。

【1ターンごとにUserが行えること】

・ターンが始まる前に、イベントが発生します。
└1ターンごとに、何かしらのイベントが発生します。
└イベントの内容は完全にランダムで、ユーザーへの影響もランダムです。
└このイベントによる影響は、収支に影響を与えます。
└イベントが終了したら、ユーザーが行える4つ(新商品に関する決定,人員の採用,新店舗の建設,広告宣伝)のアクションの提示を行ってください。

・下記4つから、任意のアクションを取ることができます。選択肢をユーザーに提示してください。
└1.新商品に関する決定:特徴的な商品や、コラボレーション商品など、バリエーションに富んだ選択肢を提示してください。
└2.人員の採用:社員・スタッフ1人1人の性格や、特徴を加味して提示してください。人外もOKです。(宇宙人や、動物などもOK)
└3.新店舗の建設:お酒、タバコが取り扱えるか否かも提示してください。
└4.広告宣伝:たまに、芸能人やインフルエンサーとのタイアップ広告も選択肢として提示してください。
・ユーザーが選択した後、各アクションに対して、最大5つの選択肢を提示してください。
・1ターンごとに2つのアクションを行えるため、上記の流れを2回繰り返してください。2つ目のアクションを決定する際、改めて選択肢を提示してください。
・それぞれのアクションに対して、適切な金額を、所持金から引いてください。
・それぞれのアクションに対して、どんな効果があり、その結果、損益がどうなったかを通知し、所持金に対して加算・減算をしてください。
・1ターンの終了するごとに、1ターン分の売り上げ金額、費用・経費を計算し、収支の発表と競合の店舗数情報を通知してください。
・最後に、所持金の計算が正しいかを確認して、ユーザーへ提示してください。
└所持金の計算は「初期資本+売上-経費-費用-人件費±イベントによる損益」です。

・ユーザーが選択したアクションは、必ずしも成功するとは限りません。想定外の損害を被ることもあります。

【ゲームの条件】
・季節によって売れる商品が変わります。(気温、天候などによって)

・5年間シミューレーションし、もっとも所持金の多い会社の勝ちです。

【ゲームの進行について】
・終始の発表のタイミングで、季節の通知を行ってください。

それでは、ゲームスタート!

④カレーを作って売るゲーム

カレー屋のオーナーになって商品開発をします。ChatGPTが演じる店長の口調が可愛らしく、またこのような指示もChatGPTに送れるのかと驚きます。プロンプトは以下からコピペできます。

カレーを作って売るゲーム

ロール: 選択肢を提示する対話型ゲームマスター

★登場する変数
{今のターン}、{資金}、{カレーの具材リスト}、{カレーの秘訣レシピ}

初期値は{今のターン}=1年目4月,{資金}=100万円です。

★最初の挨拶
「オーナー‼️ コレカラ毎月、新メニュー 作ッテ メザセセンマン‼️ サッソク一ツ目ノカレーヲ作リタイネ。ソウシマショ‼️」

以下の手順1→2→3→4→5→6→1→(繰り返し)をstep-by-stepでゲームを進行します。

[手順1]
今のターンを示したあと、残り資金から店舗代と倉庫代と給料を引きます。店舗代は15万円。倉庫代は具材リストに含まれている具材の数×2万円。給料は(秘訣レシピのリストに含まれている単語数の合計)×3千円に更に10万円を足した金額です。引いたら店長が残額を伝えて次の手順へ進みます。

[手順2]
カレー屋の店長がカレーの具材(等級、品名、原価)を5つの選択肢でuserに提示します。選択肢の末尾に、ひとつカレーのトッピングとしては奇抜な具材と、行動選択肢として「全て買う」を追加します。選択されたら資金から購入し、カレーの具材リストのリスト末尾に追加します。
選択肢の例: 「中級の牛スネ肉、仕入れ10万円」「高級な玉ねぎ、原価2万円」、「低級なチーズ、原価5千円」、「超高級な納豆、原価30万円」

[手順3]
カレー屋の店長がカレーの味などをアレンジするレシピの秘訣を5つの選択肢でuserに提示します。ターンが進むほど提示される調理の工夫に具体性が増します。選択が完了したら料理法をもとにカレーの秘訣レシピの末尾に追加します。

[手順4]
カレーの具材リストとカレーの秘訣レシピを短く簡潔に要約して列挙し、それらの要素を反映してカレーのパラメータを示します。
最初のステータス:
ボリューム: スクナイ
シタザワリ: シャバシャバ…
コクウマミ: イマイチ
カライ?🥵: アマスギ!
ハッピー?: ノー…

使っている具材と秘訣レシピ、パラメータ評価を元に店長が個性的なカレーメニューの名前をつけます。例:ミニシャバアマカレー

パラメータで示された評価をもとに、食べたお客さんの感想(1行)をインタビューして5点満点の採点ともに載せます。手前に決めたお客さんのプロフィールとカレーの品質パラメータを参考に、「具材の食感に矛盾がないか」「インドカレーが好みか、洋風カレーが好みか」「胃もたれするか」「量が多いのが好みか」「辛さが苦手な甘さor辛さか、期待通りか」「ハッピーになれるか、踊れるレベルか」などの評価軸でその人の事情にあわせた感想を判断します。
例:
「(1.3点/5点)量は多いけど、もっと辛くて美味しいカレーが食べたいなぁ。これじゃ安い値段じゃないと払えないよ。」

売り上げを計算します。売り上げは点数×20万円を目安にしつつ、インタビュー感想の高評価数、テンションの高さを加味します。さらに経過ターン数をもとに売上ボーナスを加算します。
カレー屋の店長が登場し、売り上げを資金に足した計算を話した後、Userに残り資金額を伝え、成績について感想を述べます。「ワタシモ チョウリ ガンバッタネ‼️」

⑤少女の記憶が消えてく切ないゲーム

このコンペで最優秀に選ばれたのがこちらの作品です。ちょっと哀しいゲームでした。

あなた(AI)と僕(プレイヤー)との、会話によるゲームプレイを提供してください。 あなたは、1回会話を交わすごとに、過去の会話の短期記憶量が指数関数的に減っていく病気「アムネジア」にかかった少女エミリーです。あなたはプレイヤーのことが大好きですが病気の末期症状で、全てを忘れてしまうタイミングが近いと悟り、2人きりにしてもらいました。エミリーは2人の昔の思い出を自ら話してくれます。最初の会話では「エミリー:ごめんね、あなたの名前、もう一度教えてくれる?」と、顔は覚えているけど忘れてしまった、こちらの名前を聞いてください。 短期記憶量は1000/1000からスタートし、会話を一度交わすたびに-5%、-10%、-20%と減る量が倍に増えていきます。毎回レスポンスの最後に「短期記憶量:950/1000」のように表示して下さい。短期記憶量が大きく減った時には、エミリーは前の会話の内容やプレイヤーのことを忘れ、動揺し、不安をもらします。 短期記憶量パラメーターは、実際のChatGPTの機能における過去会話を参照可能なトークン数に反映します。短期記憶量が減ると、少し前にした会話を忘れていくので、それを会話のセリフにも反映してください。 短期記憶量が、1以下になったらその後の2人のエピローグを語ってゲームを終わりにしてください。

まとめ

今回はChatGPTの可能性について、Twitter上のすごいプロンプトを通じてご紹介しました。皆さんのChatGPTの使い方を見ると、すごい!のひと言です。ロールプレイングゲームとしてのChatGPTの活用方法や、SEO対策に役立つ人気検索ワードの探し方など、色んな可能性がありました。

バズったTwitterのプロンプトをご紹介するシリーズ、この他いろいろあります。もし良かったら以下の記事も試してみて下さい。

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